
以前はOS1の正しい飲み方について説明しました。
急な脱水症状が起きた時のために家にOS1を置いておくのが1番だとは思いますがそうもいかない時もあります。 そこで今回はOS1のような経口補水液の作り方とポカリスエットなどのスポーツ飲料では適切ではないのか、そして脱水症状の具体例についても説明します。
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OS1の作り方
OS1のような経口補水液を作るのは難しそうなのですが…。
それでは作り方について動画で確認してみましょう。
経口補水液の作り方
・準備するもの
・準備するもの
水500ml、砂糖20g、塩1.5g、レモン果汁少々
・経口補水液を作るときの注意点
- すべてを混ぜ合わせたらよく振り混ぜる
- 作った経口補水液はあまり長くもたないため、その日のうちに飲む。
経口補水液って意外に簡単に作れるんですね。
OS1とポカリスエットの違い
経口補水液の作り方は理解できました。 でも脱水症状が起きた時にポカリスエットなどのスポーツ飲料を飲んではいけないのですか?
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OS1とポカリスエットの成分
成分 | OS1 | ポカリスエット |
---|---|---|
エネルギー | 10kcal | 25kcal |
タンパク質 | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 2.5g | 6.2g |
ナトリウム | 115mg | 49mg |
カリウム | 78mg | 20mg |
マグネシウム | 2.4mg | 0.6mg |
カルシウム | – | 2mg |
リン | 6.2mg | – |
(-は成分表に記載なし)
ここで注目していただきたいのがお互いの電解質(ナトリウムやカリウムなど)、炭水化物(断定できないがほとんど糖分)の量です。
OS1は脱水症状を想定した経口補水液なので水分、電解質を素早く吸収されるようにバランスよく調整されています。
一方でスポーツドリンクであるポカリスエットは、運動や力仕事などで多くの汗をかいた場面を想定して作られています。そのため水分補給とともにエネルギーを補給、疲労を防ぐ目的もあるので糖分が高めの調整となっています。
脱水症状の具体例
経口補水液とスポーツ飲料の違いは理解できました。
脱水状態になると具体的にどのような症状が表れるのですか?
脱水状態になると具体的にどのような症状が表れるのですか?
脱水状態の症状を知っておけばすぐにOS1が必要であると判断できます。
具体的な症状を動画で確認してみましょう。
(動画は子供についてですが大人の方も症状はほぼ同じです。)
脱水症状のポイント
- めまいやふらつきがでてくる
- 口が渇き、口の中がネバネバする
- 頭が痛くなる
- 元気がなくなる
- 尿や唾液の量が少なくなる
- 皮膚がカサカサに乾燥する
このような症状が現れたら脱水を起こしている可能性があります。
経口補水液を与えるなど適切な処置を行いましょう。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。質問、疑問は下のコメント欄にお願いします。(服用の継続可否については担当医に相談してください)
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