熱中症や胃腸炎などによる脱水症状は最近では珍しいものではなくなっています。 そこですぐに対応できるようにぜひ家に置いてほしいのが『飲む点滴』といわれているOS1です。
今回はこのos1について説明します。
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OS1とは
OS1はどのような飲み物なんですか?
電解質と糖質の配合バランスがきちんと考えられているので脱水症状が起きた時に電解質、水分を補給するのに最適です。
脱水症状が起きてしまった時に点滴や注射を使わず、経口的に水分や電解質を摂取し症状を改善させる方法。東パキスタンの内戦時では経口補水療法を活用し、コレラによる死亡率を劇的に改善した。
OS1の成分
成分 | OS1 |
---|---|
Na⁺(mEq/l) | 50 |
K⁺(mEq/l) | 20 |
Cl⁻(mEq/l) | 50 |
Mg²⁺(mEq/l) |
2 |
リン(mmol/l) |
2 |
乳酸イオン (mEq/l) | 31 |
炭水化物(%) | 2.5 |
OS11本分(500ml)にはナトリウムが575mg(食塩1.46g)、カリウムが390mg含まれている。
これはお味噌汁1杯もしくは梅干し中1個分のナトリウムと100%のオレンジジュース1杯もしくはバナナ1本分のカリウムに相当する。
これはお味噌汁1杯もしくは梅干し中1個分のナトリウムと100%のオレンジジュース1杯もしくはバナナ1本分のカリウムに相当する。
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OS1の味
OS1を試しに飲んでみましたがあまりおいしくはないですね。
抽象的にはなりますが味は
OS1は体への水分と電解質の吸収を最優先しているため味はそこまでおいしくはありません。
最近になって添加物のグルタミン酸がクエン酸に変更になりましが飲みやすくなったという感じはあまりありません。
飲みにくいのは嫌だなと思われるかもしれませんが、本当に脱水状態になった時は不思議とOS1はとてもおいしく感じます。これは脱水症状の時、体の血液量が減少していていることが原因のようです。ただし味覚には個人差があるのでおいしい=脱水症状と早計に判断するのはやめましょう。
赤ちゃんなど子供でどうしても飲みづらい場合はどうしたらいいですか?
経口補水液としてOS1が有名ですが他のメーカーも経口補水を販売しています。
その中でも赤ちゃんなど子供に対して評判がよいのがアクアライトORSです。
OS1に比べると若干ナトリウム濃度が低くいため、どちらかといえば脱水症状にはOS1がオススメです。しかしアクアライトORSはその分塩辛さが控えめで、りんご風味の味がついているので赤ちゃんにとって飲みやすくなっています。 どうしても嫌がる場合はアクアライトORSを試してみましょう。
OS1の飲み方
脱水症状が起きたら早く症状を改善させるために一気にOS1を飲めばいいのですか?
OS1の一気飲みは推奨しません。こまめに適量を飲むことをオススメします。
また注意点としてきちんと医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限り飲むようにして下さい。特に高血圧、糖尿病、腎臓病、ナトリウムなどの電解質の制限を受けている方はきちんと担当医と相談するようにしましょう。
OS1の1日あたりの目安量
●学童~成人(高齢者を含む):500~1000ml(g) /日
●学童~成人(高齢者を含む):500~1000ml(g) /日
●幼児:300~600ml(g) /日
●乳児:体重1kgあたり30~50ml(g) /日
高齢者の方で嚥下困難な方はゼリータイプもあるのでこちらを試してみるとよいでしょう。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。質問、疑問は下のコメント欄にお願いします。(服用の継続可否については担当医に相談してください)
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