特に女性の場合はホルモンバランスが崩れると便秘になりやすいです。
今回は便秘に効果があるセチロ配合錠について説明します。
セチロ配合錠の効果
便秘とはどういうものかという定義はありません。
ここでは各学会が独自の基準として示しているものがありますので紹介します。
3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態
日本消化器病学会
排便困難や腹部膨満感など症状を伴う便通異常
これらはあくまで基準です。
自分の症状と基準が違うと思っても排便が少なく、苦痛やお腹の膨満感が続くようなら便秘だと考えても大丈夫です。
セチロ配合錠の飲み方
【用法及び用量】
通常,成人には1回3錠,1日3回食後経口投与する。
頑固な場合の頓用には1回4~5錠を経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
基本は1回3錠の服用です。
しかし薬が効きすぎて を起こすことがあるので注意しましょう。
またセチロ配合錠は長期間服用することで耐性が生じます。
耐性が生じると1回の服用量が多くなり、服用するのも大変になります。
セチロ配合錠の服用は最低限にしてなるべく短期間の服用にとどめる様にしましょう。
セチロ配合錠の副作用
セチロ配合錠に大きな副作用はありません。
先ほども説明しましたが薬が効きすぎて が起きる場合があります。
またごく稀なケースですがセチロ配合錠を服用している方が大量の牛乳やカルシウムのサプリメントを飲むとミルクアルカリ症候群を引き起こすことがあります。
普段の食生活ではよっぽど起こりえないですが骨粗鬆症予防のために意識してカルシウムを摂取している人は頭の片隅に入れておきましょう。
最後に薬の飲み合わせについてです。
セチロ配合錠にはマグネシウムが含まれているためテトラサイクリン系抗生物質(ミノマイシン、ビブラマイシン、アクロマイシン)を一緒に服用すると抗生剤の効果が弱くなる可能性があります。
今服用している薬はきちんと担当医に伝えましょう。