尿路結石の痛みにボルタレンサポがよく効くことは以前の記事で理解できました。
でもボルタレンサポは冷蔵庫で保管しなければならないし1日に何回も使えないので少し不安な気もします。

他に痛みを抑える薬はないですか?



ボルタレンサポの意外な注意点とは?⇓⇓


確かにボルタレンサポは強い痛みを比較的早く抑えてくれるいい薬だけど使い勝手はあまりよくないかも…。使いすぎて胃潰瘍ができてもいけないしね。

他の薬となるとボルタレンサポほど鎮痛効果は強くないけどチアトンカプセル10mg(チキジウム臭化物)という薬があるよ。

僕も尿路結石で痛みが続いていたときは定期的にチアトンカプセルを服用していたんだ。今回はこのチアトンカプセルについて学んでみよう!

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チアトンカプセルの効能


今回はチアトンカプセルについてですね。
ではまず適応です。

〇下記疾患における痙攣並びに運動機能亢進
胃炎,胃・十二指腸潰瘍,腸炎,過敏性大腸症候群,
胆のう・胆道疾患,尿路結石症

そして用法です。

〇チキジウム臭化物として,通常成人1回5~10mgを
1日3回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。

 

適応を確認するとチアトンカプセルは胃腸、胆のうにおける無意識な筋肉の収縮(痙攣)と働きすぎ(運動機能亢進)を抑えてくれる薬ということがわかるね。

尿路結石についてはチアトンカプセルによって尿管の収縮を抑え尿管を広げることで結石による痛みを抑えるよ。

それではチアトンカプセルは胃腸全般の痛みによく処方される薬なんですね。
確かに適応だけみているとお腹の痛みにはチアトン!!と言いたいところだけど服用において注意しなければいけない点があるんだ。次は禁忌について確認するよ。

チアトンカプセルの禁忌


次は禁忌についてですね。

〇緑内障の患者

〇前立腺肥大による排尿障害のある患者

〇重篤な心疾患のある患者

〇麻痺性イレウスの患者

〇本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

以上です。



ここで注目してもらいたいのが緑内障の患者、前立腺肥大による排尿障害のある患者についてだよ。

緑内障の人がチアトンカプセルを服用すると眼圧があがる可能性があり、また前立肥大で排尿障害がある人はより尿をだすのが困難になることがあるんだ。

これらの疾患はご高齢になるほど罹患することが多く、めずらしい病気ではないよ。もしこの病気にかかっていたら必ず医師や薬剤師に伝えるようにしよう。

禁忌になる理由はチアトンカプセルの抗コリン作用によるものです。この作用について説明すると内容が長くなるのでまた別の機会にお伝えします。
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チアトンカプセルの効果

実際メビウス先生はチアトンカプセルを服用してみて
痛みは落ち着きましたか?
たまにズキッと痛みがでることはあったけど
激しい痛みは少なくなった気がするな~。
臨床成績の改善率としては71.1%(239/336例)という結果がでています。

 

チアトンカプセルの副作用

最後にチアトンカプセルを服用するにあたって
気を付ける副作用はありますか?

禁忌に該当しない人が服用する場合は特に大きな副作用はないよ。でもチアトンカプセルは抗コリン作用があるから人によっては特有の副作用である口渇、便秘がでる可能性があるかな。

僕はチアトンカプセルの10mgを毎食後で服用していたけど口渇も便秘症状もどちらもでなかったよ。


そうなんですね。他に注意することはありますか?

他には抗コリン作用をもつ薬は他にも多くあるので効果が重ならないように併用薬は医師や薬剤師にきちんと伝えよう。

以前紹介したボルタレンサポやウロカルン錠とは一緒に使っても問題ないよ。

尿路結石に使われる抗コリン薬としてチアトンカプセル以外にブスコパン錠(ブチルスコポラミン臭化物)セスデンカプセル(チメピジウム臭化物)などがあります。

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