尿路結石が自然に外にだせればいいのですが結石が大きくなりすぎてなかなかでない場合はどうするのですか?
結石が大きくてだせない時は最終的に手術によって結石をとることになるんだ。
手術というと少し怖いですね…。どのような手術になるのですか?
確かに薬を服用する方法とは違って手術は少し抵抗があるよね。でも尿路結石の手術は昔と比べて手術の選択肢は増えているんだ。

今回はこの手術の方法の違いやメリット・デメリットについて学んでみよう!

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手術①ESWL:体外衝撃波結石破砕

それではまず1つ目はESWL(体外衝撃波結石破砕)という方法だよ。
この方法は音波の1つである衝撃波を体外から照射させて結石を破壊する方法だよ。衝撃波を利用するから他の臓器を傷つけることなく、結石を破砕できるんだ。

 ESWL(体外衝撃波結石破砕)

体を傷つけずに結石を壊すことができるなんてすごいですね。他に特徴はありますか?
ESWLの他の特徴としては治療時間が1時間程度と短いことかな。入院期間も数日で退院できてすぐに普段の日常生活に戻ることができるよ。
でも2cm以上の大きい結石や固い結石の場合、破砕するのが難しいことがあるから自然排出できない結石の中でも早期に見つかった結石に適しているね。
なるほど。
やっぱり結石は早めに見つけたほうがよさそうですね。

手術②TUL:経尿道的結石砕石術

次に2つ目はTUL(経尿道的結石砕石術)という方法だよ。
この方法はまず下半身麻酔または全身麻酔をするんだ。そして内視鏡を尿道から挿入し、結石をレーザーなどで破砕して取り出すんだよ。

TUL(経尿道的尿管結石破砕術)

TULは内視鏡を使って結石を破砕するんですね。
そうなんだ。だからTULは医師が直接結石を見て処置できるから確実性が高い治療方法なんだよ。またESWLで除去できなかった結石もTULなら除去できる場合も多いんだ。

欠点としてはESWLと比べると入院期間が長いことかな(3日~7日程度)

TULは医師の技術も重要そうですね。
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手術③PNL:経皮的結石破砕術

最後に3つ目はPNL(経皮的結石破砕術)という方法だよ。
この方法は2㎝以上の結石やサンゴ状結石など結石の中でも大きいものが対象となるよ。方法としてまずは全身麻酔下、腎臓に近い背中を小さく切開するよ。
そしてそこから腎臓に直接内視鏡を挿入して、腎臓の中の結石を超音波やレーザーなどを使って破壊するんだ。

PNL(経皮的結石破砕術)

PNLは今までの治療法と違って切開が必要なんですね。
そうだよ。
だから大きい結石のほかに尿管からの排泄が難しい腎結石などの結石にも対応できる治療法なんだ。

でもPNLは他の治療法に比べると侵襲性が大きく、腎臓や尿管からの出血や敗血症(血液中に病原体が入り、重篤な全身症状をおこす)などの合併症を引き起こす可能性があるから注意が必要だよ。

結石をとる手術でも色々あるんですね。
そうだね。昔はメスで切って結石をとるしかなかったけど今はこんなにも幅広く治療することができるようになったんだ。
結石の大きさや位置などによって最適な治療法は違うからきちんと担当医と話しあおう。
最後にまとめとして尿路結石の治療方法についての動画を紹介するよ。動画の後半にTULの詳しい説明があるからぜひ見てみよう!!

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