過活動膀胱

40歳以上の男女の8人に1人が悩んでいる過活動膀胱という症状をみなさんは知っていますか?

  • 急に尿をしたくなり、漏れそうで我慢できない【尿意切迫感】
  • 急な尿意でトイレにいこうとするが途中でもれてしまう。【切迫性尿失禁(尿もれ)】
  • 日中8回以上トイレに行き【頻尿】、夜間も1回以上おしっこのために起きる【夜間頻尿】

以上のような症状がある人は過活動膀胱の疑いがあります。
今回はこの過活動膀胱に効果があるベタニス錠について説明します。

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ベタニス錠の効果

ベタニス錠は先ほど説明した過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁に効果がある薬です。

もし過活動膀胱様の症状があっても原因が尿路感染症、尿路結石、膀胱癌や前立腺癌と判明した場合はその原因に対しての治療が行われます。
きちんと問診と検査をしましょう。

どのようにして過活動膀胱の症状を改善するのですか?

まず過活動膀胱の患者さんは膀胱で異常な収縮が起きており、尿を十分な量貯めることができていません。

・過活動膀胱とは?

ベタニス錠は膀胱の筋肉をゆるめ膀胱に尿を貯めれるようにすることで症状を改善しています。

※作用機序としてはβ3受容体刺激

ベタニス錠の副作用

副作用は今までの薬と比べてどうですか?

ベタニス錠は今までの過活動膀胱の薬(抗コリン作用)とは作用機序が違います
そのため抗コリン作用特有の副作用である口渇・便秘・霧視・排尿困難が比較的少ないです。

今までの過活動膀胱の薬で副作用が強く途中で服用を断念してしまった人には一度検討してみる価値がある薬ですね。

でも重い心臓や肝臓の病気を患っている人はベタニス錠を飲むことができないので医師にきちんと相談して下さい。

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ベタニス錠の警告

副作用が少なければ過活動膀胱の人はみんなベタニス錠を服用したほうがいいんじゃないですか?

抗コリン作用による副作用が少ないので使いやすそうですが1点気をつけることがあります。

それはベタニス錠の警告の項目で記載されている生殖可能な年齢の患者へはできる限り使用しないということです。
(動物実験で、精嚢、前立腺及び子宮などの生殖器系への影響が認められた。)

そのため若い人やご高齢でも子供を授かりたい人には積極的には使えません。
妊婦、授乳している人には絶対に使うことはできません。

ベタニス錠の注意点

今までの過活動膀胱の薬と作用機序が違うのなら一緒に服用しても大丈夫ですか?

今はまだ過活動膀胱に効果がある抗コリン剤と併用した際の安全性及び臨床効果が確認されていないため併用は避けることが望ましいとされています。

しかし最近の研究結果ではベシケア錠と抗コリン薬を併用することでより効果があがったという報告があります。

この先もっと試験結果が集まれば併用することがスタンダードになるかもしれませんね。

(参照:BESIDE試験)
他に気をつけることはありますか?

ベシケア錠はゆっくり成分が放出されるように工夫された錠剤です。
錠剤を割ったり、潰したりしないようにしましょう。


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“ベタニス錠の副作用と効果は?警告について” への2件のフィードバック

  1. はてな より:

    ベタにスとウリトスは一緒に服用できますか?

    1. メビウス より:

      はてなさん。

      コメントしていただきありがとうございます。
      ベタニスとウリトスはどちらも過活動膀胱の薬ですが作用の仕方が異なるので併用することがあります。

      なのでどちらも同じ医師から処方されていれば特に問題はないと思われますが、ベタニスとウリトスが別々の病院から処方されている場合は念のためそれぞれの担当医に現在服用している薬についてお伝えしたほうがよいと思います。

      以上が回答となります。
      また疑問がありましたらご連絡お願いします。

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